俺は、だれのモノにもならない。

俺は、絶対だれにもハマらない。



そう、決めてたはずなのに―――。

あいつが来たせいで、そんな俺の中の決め事破っちゃったじゃねーか。



山口久美子が俺等のクラスに来たせいで―――。











 『 馬鹿みてぇ 』















ムカツク。



ムカツク。



ムカツク。





あいつが他のヤツと仲良くしてるだけでムカツク。

頭をなでられてるタケを見ると、すっげームカツク。





なんか、一歩リードされたみてーで。



しかも、タケはこっち見て



「どーだ、いーだろ」って顔をして笑ってくる。



そんだけでもムカツク。



そんなこと思いながら、
隣の席に座ってなんかやってた竜に話し掛けた。







「なぁ竜。」



「・・・んだよ。」



「俺って馬鹿???」



「あー。
 馬鹿だろ。」



「うわ即答。」



「だって御前勉強できんじゃん。」



「そーゆー馬鹿じゃなくて。
 ちょっとしたことでムカツいたりとか。
 そーゆーのって、馬鹿になんの???」



「知らね。  人それぞれだろ。
 ・・・ま、隼人の場合は馬鹿になるんだろーな。
 自分で馬鹿って思ってんだから。」



「・・・そんなもんかな・・・。」



「・・・つか隼人、御前のは嫉妬だろ。
 馬鹿もあるけど、嫉妬じゃねーの???」



「っ・・・!!!
 おっ・・・俺が、いつ、誰に嫉妬したっていうんだ!?」



「・・・さっき。
 タケに嫉妬してた。
 すげー顔で睨んでたし。」







俺、いつの間にタケ睨んでたんだ・・・!!!???

やっべー。。。





そんな顔、山口に見られたら終わりだ・・・。



・・・っ!!!



てか、なんで俺は山口のこと考えてんだ!?

俺自身訳分かんねー。。。



「てか、超馬鹿みてぇ。。。」



「なんのことかにゃーw」



日向・・・・こいつ等に話すと、
ぜってー変だと思われるからな。



「・・・んでもねーよ。」



そう言うと、立ち上がってタケの方を向いた。

竜たちは、こっち見てるけど。





俺は、つっちーの扇子(閉じてあるの)を奪って、タケの方をさした。

タケも、こっちを見てる。













「俺、ぜってー御前なんかに負けないから。」











宣戦布告???

それしたらタケも、









「さぁー??? どうかにゃ〜w」







とかって言って宣戦布告したし。



ざけんな。

すっげームカツクんですけど。













「マジで負けない。
 馬鹿みてぇだけど、御前みてーのに
 あいつ渡すわけにいかんし。」







そう言ってる自分が





馬鹿みてぇ。







自分でも思ってる。





笑ったっていい。











でも









この気持ちは本物だから。





今に見てろ。







ぜってー御前を追い抜くから。









覚悟しろ。









                〜 end 〜













□■□希咲様からひと言□■□





はい。

これは題名(馬鹿みてぇ)のまんまですね。

にしても隼人っ!!!!!
めちゃくちゃ気持ち出てるじゃないのさっヾ(;´▽`A``アセアセ

さて、この馬鹿みてぇなんですけど・・・。
書いた自分が恥ずかしいですっ!!!!!
こんな小説書いてしまって!!!!!
隼人の気持ちが上手く表現できなくて泣けてきますよ。。。
じゃぁ、何故隼人の小説を??? と思ったかもですが、
竜視点もいいけど、隼人視点の方がおもしろいんでねw(ぇ。

てか、またも駄文でゴメン━━。゜(ノдヽ)゜。━━ナサイ
本気で捨てていいんで。  はい。

でゎw

次の小説に向けて走ります!!!!!(ぇ。/走らんでいい。


                        希咲




05/05/23